母親の見守り調査


ご相談者様 : Aさん(女性・55歳)
調査項目  : 見守り調査
対象者   : 母(83)

【ご相談内容】
Aさんが昼間仕事に出ている間、母が何をしているか知りたい。Aさんと母は二人暮らし。
最近、母の貯蓄の減りが早くなっていることに気づき質問したが「新しい趣味ができた」と言われ詳しくは教えてくれなかったという。怪しい交友関係やギャンブルなどが原因であればなるべく放置したくないとのご要望。
(※調査内容はご相談者様の承諾を得て掲載しています)


調査日 20〇〇年〇月〇日

10:00
対象者自宅から調査を開始。
12:30
対象者が自宅より出る。
13:00
対象者、バスにて移動し〇〇駅前に到着。
13:05
対象者、パチンコ店に入る。
13:07
対象者、店内にて複数人の男女ら(客)と会話する。
13:10
対象者、遊技機に現金を投入し遊技を開始する。
14:50
対象者、遊技を終了する。(使用した金額は4,000円)
15:05
対象者、男女らとともに店を出る。
15:10
一同、ファミレスに入る。
16:10
一同、ファミレスより出る。
16:20
対象者が男女らと別れ一人で自宅方面に向かったため、調査を終了する。



【調査結果】

入手情報 : 対象者の行動場所・内容・交友関係
調査日数 : 1日
調査時間 : 6時間半
調査料金 : 32,500円(税込み)
実費経費 : 2,000円

今回の調査では、母親にギャンブルの趣味があるということ、また趣味関連の交友関係があることが判明しました。
パチンコに使っているお金は自分の貯蓄から工面していたようですが、Aさんは今後金額が大きくなることを危惧され、得た情報を基に母と話し合いをすることに。自宅を出る際の連絡、使用する金額の設定、帰宅する時間の設定、貯蓄の管理方法など、母の意向をすべて無下にすることはなくお互い納得のいく点で和解しました。
母曰く、パチンコをする理由は「友達ができたから」というものだったそうです。パチンコにハマっているとは中々言い出しづらかったとも。
ギャンブル依存症は誰にでも起こりうることで人には相談しづらいことです。特に高齢者は行動範囲の縮小やコミュニティの減少傾向が高くギャンブルにハマりやすい環境になりがちです。今回のAさんも、まさか自分の母親がギャンブルをしているとは思っていなかったようで驚かれていました。
見守り調査によって、ご家族の安心を得れるだけでなく様々な問題の芽を摘むことが可能になります。少し様子が気になる、何か引っかかる、そんな時はお気軽にご相談ください。