昨今、SNSに個人情報を晒す人が目立つ。
自ら公表する人もいれば
私怨の為に他人の情報を晒す人もいる。





基本的にはその人の考えで
責任を取るのもその人なので


どんな晒しをしていようが
良いも悪いもないと思っている。


ただやはり探偵という職業柄
特に不倫について関連した内容で


配偶者や元配偶者
不倫相手やその関係者などを


晒している様子を見ると
少しやるせない気持ちになる。





要は不倫の仕返しで
もしくは個人間の制裁内容では
納得できないといった理由での


社会的な制裁の一環が
晒しなのだと思う。


「世間から冷たい目で見られればいい」
「叩かれた影響が仕事や私生活に出ればいい」


少なからずそんな気持ちも含んで
晒すという行為をするのだと思う。


確かに不倫は
誰が見ても最低な行為の割に


慰謝料額や制裁内容が
若干、いや、大分優しいとも思う。





1人の人生
下手したら子供も含んだ
複数人の人生。


それをゴチャゴチャにした罪。
相場が200万だか300万だか知らないが
明らかに安すぎるのは間違いない。


不倫はされた内容に対して
制裁内容が釣り合っていない


不倫者からすれば
美味しい条件であるのは
重々理解している。


そのうえで
腹のムカムカが収まらないからと言って


晒すことが正解とは思えない。





世の中の人全員と
分かり合えるわけはないのだから


人を晒すということは
自分も晒される覚悟が必要とも言える。


大概は不倫者のことを批難する。
でも晒した人を批難する人も一定数必ずいる。


余計な火種が、
関わらなくていい人種が


自分の人生にまた降りかかることになる。





私はそれがやるせないと感じる。


さらに自分の行動や発言は
それを思う気持ちの強さと
考える時間の長さによって


人格に変化を及ぼす。
、、、、と思う。


要は不倫者に対して
明らかに過度な憎しみや復讐心を


あまり長い期間持ってほしくない
というのが探偵としての本音だ。





中々難しいと感じる人がいるのはわかっている。


他人事だから言えるのかもしれない。


それでも私は
もしもご依頼者様がおかしい方向に行きそうなら


ハッキリ伝えて
止める努力をする。


探偵としての仕事ではないかもしれないが
せっかく弊所に関わってくれたのなら


迷惑にならない程度には
より良い人生になるように
寄り添っていたいと思っている。

大川探偵事務所横浜本部 代表
大川 健司